
同社は、1972年12月12日に、漁業市場への参入を企図する5社により共同設立された。 設立当初は、漁業ビジネスを主に行っていたが、漁業ビジネスが不振となったため、アルゼンチン開発銀行からの援助を受けて、1982年に日本から1隻のタンカーを購入し、石油製品、石油副産物を主に運搬している。
年次報告書によると、同社は96年度166万7,473ドルの売上を計上し、7万8,846ドルの利益を計上している。
従業員は・陸上勤務6人、乗組員または交代要員として15人を雇用している。
アルゼンチン市場の開放により、同社は国際市場(特にメルコスール)でも競争力があると自負しており、短期戦略プランでは、アルゼンチン〜ブラジル間で運航する8,000〜10,000トン級のケミカルタンカーの購入を、長期戦略プランでは、裸用船により、当面自己資金を蓄積し、それにより船舶の購入を計画している。
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