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(B)海運事情と保有船主の実態
 カナダの海運界には、主な海運会社が数10社あるが、その大部分が5大湖、セントローレンス水路、近海での貿易に主として従事している。
 カナダの海上輸送量は年間約2億6,000万トンであり、これに内陸沿岸貿易として輸送される貨物量を加えると、約3億トンとなる。
 しかし、カナダ船の外国貿易における貨物の海上輸送量は、全体の約20%にすぎない。
 現在、活発に稼働しているセントローレンス水路は、カナダにおける最も重要な交通路で あるが、現在の水路は1959年に完成したものである。

 

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