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 貿易関係では、リベリアは1980年以来、輸出超過国であったが、90年代に入り大幅な輸入超過国となっており、95年の対外債務は累積21億ドルを記録している。
 従来、リベリアの主要輸出品目は、鉄鉱石、生ゴム、木材であったが、近年は鉱鉱石、生ゴムは世界的需要減退となっている。
 94年の輸出額の構成をみると、ダイヤモンドが約55%、木材が同9.7%、ゴムが同5%となっている。
 輸入商品の主なものは機械類、輸送機器、燃料、工業製品、食料などであり、その額は90年代に入り急増している。
 貿易相手国(96年)は、輸出ではベルギー、ルクセンブルグ(48%)が第1位で、シンガポール、ウクライナ、ノルウェーが次いでいる。
 また、輸入では韓国(25%)が第1位で、日本(23.5%)、フランス、シンガポールが次いでいる。

 

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