(B)海運事情と保有船主の実態

　国内経済の好調に伴い、貿易量も年々拡大している。
　このため、同国ではケニア港湾における域内および欧州、中東、インド等との輸出入貨物の増加に対応するため、自国籍船による積取り率の向上を望んでいる。
　資金不足により、大規模な増強はなされていないが、海運力は年々増大している。
　しかし、ケニアの海運業は、主に外資系海運会社によって運営されているのが実情である。
　ケニアにおける主な海運会社とその概要は次の通りである。

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