貿易関係では、96年の輸出額は22.03億ドルに対し、輸入額は36.04億ドルで14億ドルの入超となった。
これで、89年からの連続入超となった。
輸入は好調な経済を反映し、産業機械や自動車などの機械機器、鉄鋼や合成樹脂などの輸入が拡大した。
輸出は、輸入から輸出に転じたメイズなどの穀物が大きく増加したほか、切り花など園芸作物も伸びている。
また、紅茶、コーヒーも伸びている。
主な貿易相手国では、輸出では輸出額の46.3%が先進諸国、48.3%発展途上国で、英国、ウガンダ、ドイツ、タンザニア、オランダの順となり、輸入では同46.0%が先進諸国、53.9%が発展途上国で、英国、南アフリカ、UAE、インド、日本の順となっている。
品目では、紅茶、コーヒー、石油製品、切り花、除虫菊、サイザル麻などを輸出し、産業機械、原油、自動車、鉄鋼、合成樹脂などである。
日本との貿易では、恒常的な赤字貿易となっている。