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5.4フリシアンシップヤードヴェルゲレン B.V.(Frisian Shipyard Wclgelgen B.V.)

(1)位置、実績

 ・場所はオランダ、ロッテルダムからおよそ100?のHarlingenにある。
 ・建造船。

(2)カバードドック

 ・ドックの寸法は幅30.0m×長さ145m×深さ10.0mで5,000D.W.T.の船舶が建造出る。
 ・カバードドックの寸法は幅45.0m×長さ150.0m×高さ30.0mである。
 ・天井走行クレーンは100T用が2基搭載されている。
 ・壁と柱はウイルトン造船所と同じ形式で、右舷側の柱にH型鋼の方杖がついている。外壁材は勾配に沿って金属製の折板が貼ってあるが、桁面に並ぶ出入口がお多いためかGLから5.0m位から垂直の壁になり、方杖は剥き出しのままになっている。
 ・屋根材はウイルトン造船所と同様に、採光を考慮して屋根全面にアクリル板を用いている。屋根の形状は特殊な鋸型で、工場とは思えないイメージである。
 ・カバードドックの横にシンクロリフトがあり、そのリフトステージの延長線上にリフトから上げられた船を引込み修理をする建家があった。



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