3.4 ゾーン別寄港数比較
ここでは、寄港数の多かった上位5つのゾーン(T-TokyoBay、T-IseBay、T-OsakaBay、T-Setonaikai、N-N.Kyusyu)、に着目して比較する。なお、図表には、全国集計、上記5つのゾーン以外のゾーンの合計もあわせて示し、また、日本に寄港はしたがいずれの港か特定できない寄港を不明として示した。
3.4.1 船型
ゾーン別/船型別の寄港数をグラフで図
3.4-1に示す。
これをみると、全国集計では総トン数が「3,000〜9,999トン」の船型が全体の1/3強を占めている。
総トン数が「10万トン以上」の船型についてみると、T-TokyoBay、T-IseBay、T-Setonaikaiで2%以上と比較的比率が高い。特にT-IseBayでは、1万総トン以上の船型が全体の50%を越えている。
3.4.2 船種
ゾーン別/船種別の寄港数及び比率を表
3.4-1及び図 3.4-2に示す。
これをみると、全国集計では、「General cargo〔雑貨船〕」が最も多く、次いで「C.C.(Container
Carrier)〔コンテナ船〕」、「Bulk〔ばら積貨物船〕」、「Tank〔タンカー〕」・・・と続いている。
T-TokyoBay、T-IseBay、T-OsakaBayでは「C.C.(Container
Carrier)〔コンテナ船〕」が第1位、N-N.Kyusyuでは第2位となっている。この4つのゾーンで「C.C.(Container
Carrier)〔コンテナ船〕」の寄港数は21,323で、全体の88%を占めている。
3.4.3 船籍
ゾーン別/船籍別の寄港数及び比率を表
3.4-2及び図 3.4-3に示す。
これをみると、全国集計でも、5つの主要ゾーンでもPanama籍船が1/3以上の比率を占めている。
3.4.4 船齢
ゾーン別/船齢別の寄港数をグラフで図
3.4-4に示す。
これをみると、全国集計でも、5つの主要ゾーンでも船齢30年未満の船舶の寄港数が98%以上であるが、「その他」のゾーンの合計では、船齢30年以上の船舶の寄港数が5%弱ある。