モデルコース
13.7 当委員会は、モデルコースの開発及び実施についての進捗状況について銘記し、また、デンマークがリード国として行動する、レベル1A第一応答者のためのコース資料の受諾を是認した。
OPRC作業部会作業予定
13.8 当委員会は、OPRC作業部会作業のためのガイダンスとして、MEPC
41/13の付属3で提案されている完了のための作業及び目標日予定について、一つの新たな副条項、作業2に基づく油汚染事故中/後の漁場管理のための指針を含み、是認した。
13.9
当委員会は、カナダが提案した、エマルジョン化した燃料油流出への対応策のための調査及び準備に係る新たな作業事項(MEPC
41/18)が、議題18の事項として第一に検討されるべきことに同意する一方、作業部会に対し、今会期委員会へ提出の当該作業プログラム及び報告書の検討を指示した。
作業部会への指示
13.10 当委員会は、今会期委員会へ提出された文書の簡単な紹介の後、MEPC
41/13/1に記載のOPRC作業部会の暫定議題を承認し、また、作業部会に対し、今会期を通じて作業し、かつ、今会期委員会による承認又は是認を必要とする事項、特に以下を含む事項のみを今会期委員会に報告することを指示した。
.1 改正作業予定及び目標日(将来の作業プログラム)
.2 HNSをカバーするためのOPRC議定書策定のステータス、また、当委員会からの、MEPC42における検討のための議定書案の準備
.3 INFコード物資輸送緊急時対応に関する事項
作業部会の報告
13.11 当委員会は、作業部会報告書(MEPC
41/WP.3)を受け取り、かつ、以下の項に反映されている措置を講じた。
有害・有毒物質に関する議定書案の作成
13.12 当委員会は、2000年の有害・有毒物質による汚染に係る準備、対応及び協力に係る議定書案が準備され、かつ、MEPC
42に提出されるOPRC作業部会報告書の付録として回章されることを銘記した。
作業部会は、議定書審議のための会議については、審議完了に少なくとも5日間必要と推定している。
13.13 当委員会は、米国文書(MEPC
41/7)について、検討が必要と考えられるので、検討すべきという作業部会勧告を容認した。(第7.20項参照)
INF陸上緊急時対応計画
13.14 当委員会は、現時点においては、INFコードの中に、INF陸上緊急時対応計画のためのいかなる特別追加要件も不必要という作業部会の結論を容認した。
各国のためのINF船内緊急時計画規定
13.15 当委員会は、関係沿岸国が船内緊急時計画を入手可能とすべきという要件についてのさらなる議論は、現時点では不必要という作業部会決定を容認した。
INF貨物回収
13.16 当委員会は、事故発生時のINFコード物質回収問題に係るさらなる作業については、事前の、各加盟国政府からの文書提出を待って実施すべきという作業部会決定を銘記した。
OPRCモデルコース
13.17 当委員会は、ITOPF及びOSRL、サザンプトンが作成した、レベル3−
行政官/上級管理コース資料の容認に最終的に同意し、また、現在、訓練コースモデルのための技術調査パネルが解散していることを銘記した。
将来の作業計画
13.18 さらにまた、当委員会は、作業部会が、暫定報告書作成時に、改正された将来の作業計画に強い影響を与えることになるすべての事項を検討しておらず、いかなる新たな事項も、MEPC
42に提出されるべきOPRC作業部会最終報告書に含まれることも銘記した。