日本財団 図書館


7. 設計法について

本研究では、浮体構造物の動揺低減法として次の4つの方法について、理論検討、水槽試験による検証を行った。

(1) 水線幅変更タイプ(水平没水フィン付き)

(2) 減揺タンク上載タイプ

(3) SLO-ROLタンク付加タイプ

(4) TMD制振装置付加タイプ

それぞれの動揺低減手法のうち、(1),(4)については理論計算の方法及びその際に必要な減衰力係数に関する水槽試験結果に基づいた修正手法などが明らかとなった。(2)および(3)の減揺タンク上載タイプおよびSLO-ROLタンク付加タイプについては今後、理論解析手法について詳細検討を実施していく必要がある。

各減揺手法には、それぞれ特徴があり、以下に、今後実施予定の「設計法検討」の取組方針について述べる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION