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アンサンブル金沢の方々へ

今日は、アンサンブル金沢の皆さん。

僕は、6月4日に野々市で行われたコンサートを聴きに行った小松養護学校生です。

以前、弦楽四重奏の演奏を聴いたことはありますが、オーケストラのは初めてです。

クラシック音楽はCDでよく聴いていますが、やはり生の演奏の方が感動しますね。指揮者のタクトに合わせての皆さんの素晴らしい演奏に僕は時間を忘れて聴き入っていました。運命って指揮者の方によって曲の感じが変わるものなんですね。僕の家のCDよりも榊原さんの指揮の方が少し柔らかい感じがしたのですが(神経にピリピリっとくる、嫌な音がないって言うことです。)、生意気ですね、こんなこと書いたら。そして、バイオリニストの奥村さんの素晴らしい音の作り方に驚きと感動を覚えました。心が込められた演奏じゃないと感動はしませんよね。ただ音符のままの演奏をしているだけでは、作曲家の表現したかったことは理解できないですね。僕もいろんなことを学ぶことが好きですが、音楽を聴くにしても、作曲家のことを勉強したらより一層、曲に表したかったことが理解できるようになっていきますね。

何人ものお友達が騒いでいたのに皆さんは一生懸命演奏されていましたね。でも僕はとっても真剣に聴いていましたよ。他にもきっと音楽に感動したお友達もいたことと思います。

年に一度ではなく、何回もこのようないい音楽を聴く機会があればいいなあって思いました。

来月、小松市で皆さんのコンサートが行われますが、僕は一家そろって聴きに行きます。その時が今からとても待ち遠しいです。

これからもいい音楽を多くの人たちに聴かせて下さいね。皆さんのご活躍をお祈りしています。

6月6日 濱井 優太

 

 

 

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