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プロフィール

 

指揮 榊原  栄(さかきばら さかえ)

 

東京芸術大学音楽学部、テキサス大学音楽学部に学ぶ。指揮を岩城宏之、作曲を山本直純、リック・ローンの各氏に師事。指揮、作曲、編曲、放送番組のパーソナリティなど、ジャンルにとらわれないユニークで幅広い活動をしている。オーケストラ・アンサンブル金沢をはじめ国内の主要なオーケストラを指揮しており、自らの作曲や編曲の手腕を生かしたプログラミングや軽妙な解説などで好評を博する一方、現代音楽の指揮にも定評があり現代前衛作品の紹介にも意欲を注いでいる。1989年にオーケストラ・アンサンブル金沢の専属指揮者を務め、95年よりキエフ国立室内オーケストラの客員指揮者に就任、更にウラディミル・ホロヴィッツ国際ピアノコンクール指揮者として招聘されている。

 

ヴァイオリン独奏 奥村 智洋(おくむら ともひろ)

 

東京生まれ。4才よりヴァイオリンを始め、1984年日本音楽コンクールで第1位・増沢賞を受賞。高校卒業後、ジュリアード音楽院に留学。数多くのコンクールに入賞し、93年ナウムバーグ国際ヴァイオリンコンクールに優勝し一躍アメリカ楽壇に認められ、全米各地のオーケストラと共演し絶賛される。これまでに鷲見三郎、堀正文、江藤俊哉、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、フェリックス・ガリミアの各氏に師事。

 

●オーケストラとは?

オーケストラとは楽器を合奏(がっそう)する一つの形で、いろいろな楽器が、それぞれの音楽を分け合って大ぜいで演奏していることです。主旋律(しゅせんりつ)と伴奏(ばんそう)を、互いに役割を交代しながら演奏しています。

右にオーケストラが舞台に並ぶ時の楽器の配置図が出ていますので、参考に見ながら聞いて、楽器の名前も勉強してくださいね。

 

<楽器配置図>

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●楽器の種類

オーケストラにはたくさんの楽器が並んでいますが、大きく分けると笛の仲間の「木管楽器(もっかんがっき)」、ラッパの仲間の「金管楽器」、ヴァイオリンの仲間の「弦楽器(げんがっき)」、そして太鼓など、たたく楽器の「打楽器(だがっき)」の4つのグループに分けることができます。

1]弦楽器 第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス

2]木管楽器 フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット

〜木で作られた楽器です。でもフルートは金属…?これはフルートはむかし木で作られていたからです〜

3]金管楽器 トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバ

4]打楽器 ティンパニ、大太鼓、小太鼓、シンバル、カスタネット、トライアングル、ドラム

そのほか、ハープやピアノなどいろいろ楽器が加わることがあります。

 

 

 

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