II 審査の基本方針は、剣舞・詩舞は吟詠の調べに合わせて詩歌のこころを体技をもって表現する芸道である。斯道の本質を踏まえ、芸としての向上を図るうえで不可欠なものは詩歌のこころを正しく理解する素養と、その技術的表現力、芸術的表現力である。この前に立って審査の項目及び配点を、次のように設定する。
A 技術的表現力(50点配点)
1] 基礎技量・・・30点 2] 練磨度・・・20点
B 芸術的表現力(50点配点)
1] 詩心表現力…30点 2] 舞台表現・・・20点
(8) 審査除外(失格)
I 遅刻、指定テープ外演舞、演舞放棄、その他審査委員長が失格と認めた場合。
II 審査結果発表並びに入賞者表彰時に出場者本人が不在の場合。
(9) 全国大会の入場者数と表彰
I 別表の通り。
II 出場者には参加賞を授与する。
III 出場者のうち幼・少年については本人の旅費を財団で負担する。
IV 各部一位入賞者は第三十一回全国吟剣詩舞道大会に於て、全国剣詩舞コンクール優勝者として出演する。
V 剣舞、詩舞各部に次の賞を贈る。
〈幼年の部〉
一位 文部大臣奨励賞 (剣舞・詩舞のいずれか上位者)会長賞・金メダル・NHK杯
二位 会長賞・銀メダル
三位 会長賞・銅メダル
〈少年の部〉
一位 文部大臣奨励賞 (剣舞・詩舞のいずれか上位者)会長賞・金メダル・NHK杯
二位 会長賞・銀メダル
三位 会長賞・銅メダル
四位〜七位 会長賞(剣舞五位まで)