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(2) ユーザー定義による解析(Add INSROP Themeコマンドを使う方法)

基本活用についてもその詳細は「活用ガイド」を参照して戴き、ここでは一例として、Queryメニューによる活用例と同様Ice Conditionsについての検索解析例を示す。

 

●Ice Conditionsの検索例(By ADD INSROP Themeコマンド)

1) ViewメニューのADD INSROP Themeメニューからデータベース・トピックスの「Ice and Snow」(氷況データ)を検索する。本項目のデータの検索には、その地理的位置の把握を行う為に、予めベースとなる北極圏地図をView画面上に表示しておく必要がある。

2)氷況データを検索するには、View「Add INSROP Theme」メニュー/データセット・トピックス表示/「Ice and snow」ダブルクリックで4種の基本的なワーキングプロジェクトの項目がデータセット画面に表示される。

 

「Arc World」北極圏地図

081-1.gif

 

・AARI Sea Ice Chart Statistics

・AARI discontinuities in ice

・INSROP data from the AARI-SOF Data transfer 1996

・Ice data from INSROP-Box B-Work Package 2

である。

 

データセット画面

081-2.gif

 

3) この中から例としてAARI Sea Ice Chart statisticsを選択する。AARI Sea Ice Chart statistics:「aari_sta」フォルダーを開いて「multiyear」等の氷の種類及び「1990年度」等の観測時期を選択する。「multiyear」を選択すると、更に各シェープファイル名が表示されるので例として「my_apr_a.shp」ファイルを選択する。「my_apr」は積年の4月度のTotal iceのデータを表す。

4) View図に積年・4月度のデータ採取位置が表示される。尚、このデータは陸地部にまで及んでいるので、航路の参考用には陸地の下に図を重ねる様、「My apr」メニューを「Land .shp」の下にずらせておくと良い。

 

「my_apr_a.shp」の表示

081-3.gif

 

 

 

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