第13回全国選抜ゲートボール大会が、千葉県において盛大に開催されますことを心からお喜び申し上げます。
今日、我が国では世界に例を見ないほどの速さで少子・高齢化が進んでおります。そのような中、高齢者にとって健康で生きがいを持ち安心して暮らすことのできる社会をいかにつくっていくかが我が国の重要な課題となっています。
厚生省においては、介護保険制度の創設や新・高齢者保健福祉推進十か年戦略(新ゴールドプラン)の推進を始めとして、多岐にわたる老人福祉施策を実施しておりますが、その中で高齢者の生きがいと健康づくりの推進についても積極的に取り組んでいるところであります。
一方で、21世紀に向けて明るい長寿社会を実現していくためには、こうした行政の取組みだけではなく、趣味やスポーツなどを通じて高齢者自らが社会活動に積極的に参加していくことが重要であります。
今回で13回目を迎えた全国選抜ゲートボール大会は、全国から数多くの高齢者の方々が参加され、ゲートボールを通じて交流を深めるとともに、高齢者の生きがいづくりの促進を図るものであり、大変意義深いものと存じます。本大会を契機としまして、、より多くの高齢者の方々の社会参加や相互交流、さらには健康増進が図られることを期待しております。
終わりに、本大会の開催に向け御尽力されました関係者の皆様に敬意を表しますとともに、参加される皆様の御健勝と財団法人日本ゲートボール連合の今後の御発展を祈念いたしまして、私のお祝いの言葉といたします。