日本財団 図書館


第2節 組手・形とその練習法

 

1 組手の基本技術とその練習法

 

(1) 組手の立ち方と構え方の例

?@前屈立ちから前後の足幅を縮め、膝をゆるめる。

?A後ろ足の踵を軽く浮かせる。

?B身体を半身にして、リラックスする。

?C体重は両足に均等にかける。

?D前の手は肩の高さ。後ろの手は水月の前。

(2) フットワークとその練習法

ここでは送り足(寄り足)のみの紹介をする。

A. 進む方向に近い足から先に移動する。

 

061-1.gif

 

B. Aができるようになったら、後から移動する足で床を蹴って、先に移動する足を送りだす。

[Bの送り出す感覚を身につける練習法]

1]両膝を曲げる。

2]後ろ足で蹴って前足を送り出す。

*後退や左右への移動も同様に行う。

 

061-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION