14:50〜 水環境を楽しく学ぶ
担当 緒方克好
今この場にいる方々は、水環境問題に対して意識はかなり高い人ばかりですが、意識の無い方や、水環境問題に無頓着な人、またはこれからの次世代を担う子どもたち、そういう人たちに環境問題に意識を持ってもらうためにはどうしたらよいか、きょう来ている皆さんの普段活動されている事例などを交換し合い、こんなやり方があるのかとか、こういう風にやれば子どもたちもみんな納得してくれるのかとか、そういった具体的な案を出して行動への足掛かりとするため、「自分からできること」そして「環境学習」という二つのテーマに主眼を置き、次のようにまとめました。
【自分からできること】
・作ったものは全部食べる。作りすぎない。
・食器を洗う時は汚れを削ぎ落してから洗う。
・揚げ油を排水しない。(石けんにする)
・油は活性炭を使って何回も濾過して使う。
・合成洗剤は使わない。
・水の量を節約して流し放しにしない。
・米のとぎ汁は流さない。
・浄化槽を設置するなら合併浄化槽にする。
【環境学習】
・地域のサークル等で環境学習を進める。
・身近な観察会等に参加して水環境を学ぶ。
・学校教育でも取り入れてもらう。
・ゲームなどを利用して楽しみながらできるようにする。楽しく学べるよう企画し、それにはまず自分が楽しめなければ駄目だということ。
《最後に》
今、環境がどうなっているのか?それに気づいた時、次にどうするか?行動するためのきっかけ作り、そういうものが必要です。学びによって気づいたならば、次にそれを実践するための学習を継続していくことが必要であり、気づき・学び・実践、この3つのキーポイントとまず自分が楽しむというのを忘れずにこれからも環境問題に取り組んでいこうと思います。