日本財団 図書館


全体部長が最後に「中学生がここまで出来れば、りっぱだと思います」の言葉に中学生スタッフ・サポートスタッフ・観客から大きな拍手を頂いたことに、きっと、大きな喜びと達成感・満足感が心の中に広がった事だろう。

忘れてはならない、サポートスタッフ

この心の成長に大きな力を貸して頂いたサポートスタッフの存在を忘れてはならない。

6月に第1回サポートスタッフ会議が開催された時には「何を自分達が行えばいいか、さっぱり分からない」と会議に臨まれ「サポートの方々は中学生が企画・立案・実行・反省を行いますからただただ見守り、適切なアドバイスをして頂きたい」の説明に「一番むずかしい」の言葉が相次いだものの、事業が進むにつれ中学生との会話もはずみ、良い関係の中で時が刻まれたと思う。

感想文を拝見しても「中学生との会話はむずかしい」「やる気のある子が多くて見直した」「3年生が切り盛りし頼もしかった」「コミケ・コスプレ初めての経験だった」「…思った以上の成果だった」「企画・立案時点でもう少し検討の余地があった」等、縁の下の力持ちに徹して頂き感謝の限りである。

そして、サポートスタッフの中から「楽しかった、中学生の元気を見ているとワクワク。PTAではなく父兄として応援したい」という気運が起こり、この気運を大切に次回へつなげていかなければと考える。

今後の展開

一つには、サポートスタッフの方々の協力は

 

平成10年度君が主役だ!フェスタ浜松 イベント実施結果

064-1.gif

※4部会の準備会延1,276名  当日参加者延5,119名  合計延6,395名

 

言うまでもなく、静岡県青少年指導者中級及び初級の方々にも協力を頂き、中学生と青年そして父兄と3者が一丸となって事業を展開して行けば、すばらしい事業となる。そのために、早々に移行しなければならない。

二つには、中学生が企画・立案会議のやり方を学び、自分が、何をやるのかを言われて行うのではなく、自ら見つけて行えるようにならなければならない。

三つには、各イベント部会がマンネリ化にならないように、いつも新鮮な風を吹かせ、中学生同士の考えを磨いてあげなければならない。

中学生にも、こんなに大きな力と同じ夢を持っている仲間がたくさんいる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION