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2. 参加者レポート

夏季航空教室の意義

名古屋団理事長 古田剛章

国連で決められた国際児童年のメイン行事が日本で行われることとなり、選ばれた会場がこの愛知青少年公園であった。昭和50年11月9日は快晴の日であった。皇太子ご夫妻(現天皇と皇后陛下)をお迎えして青少年団体所属の子供達との交歓会が催された、テレビ・新聞などに報道された会場が今回選ばれたのは青少年に相応しい練成道場と思われてならないのである。

真夏の最中の事業で60%以上の評価があれば成功であったと拍手を送りたい。

本部事務局を先頭に三団代表者の現地調査会が5月23日に開かれ、以後地元としては4回現地でつめを行って当日に備えたのであった。閉会式まで一貫して青少年公園側のご協力は、山田専務を中心に片桐氏など担当職員の献身的且つ柔軟な対処で感謝の念でいっぱいである。加えて本部長の来駕は背筋の伸びる思いであった。人それぞれの視点、感情もあり捉え方は複雑かもしれないがとにもかくにも初めてのケースである。今後の試金石となるやも知れないと愚考する。広大な敷地内の移動時間と危険箇所のチェックを事前に行い、事故防止に万全を期したいものであった。台風に泣かされた昨年の苦い思いがどうしても脳裏から離れられない。今年こそはと神に祈る心境であった。全員の願いが天に通じたのか当日は青空がまぶし過ぎる好天に恵まれた。諸々の現象を想定し手作りの準備品も大いに役立ってくれた。平均値を遥かに上廻る暑さは如何とも仕難く、会場変更の便宜を得ながらプログラムを消化することが出来た。何と言ってもヘリの体験飛行は、バテ気味の低学年団員のカンフル剤になった、目の輝きは増し足取りは見違えるばかりに蘇っていた。中日本航空の遠山機長は粋な方である。初回のフライトの急上昇を始め搭乗者の顔触れでコースも違う、これまた味な方である。マスコット人形でも団員から差し上げればよかったと独りで悔やんでいた。陸上競技場をヘリポートとしてフライトが認可されたのは前代未聞と聴く。公園側の英断に改めて敬意を表するものである。

2日目の夜の3団の交歓会に、名古屋団は昆虫博物館顔負けの豊富な昆虫の標本箱20こを用意し、昆虫の羽根と航空機の翼の共通点とその働きを説明する予定がスケジュールの都合により、突然変更され、待機を願っていた専門教師に陳謝する極めて不愉快な事態が生じ今後の戒めとしたいものである。

 

 

 

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