()内は当該事項が記載されているMOPSの項番号
未警報:警報を出すべき状態でありながら、警報の出力が行われないこと
誤警報:正常な状態でありながら、警報が出力されること
誤排除:正常な衛星を故障衛星と見なし、測位から排除してしまうこと
これらの機能は測位演算方法によって、いずれが実行されるかが定められている。表4.22に関係を示す。
機上受信機は、最大3個のWAAS衛星を使用した測位とGPS単独の測位の4種の測位演算を行うので、1)故障検出、3)排除衛星復帰監視の処理は各WAAS衛星とGPS単独測位についてそれぞれ独立に行い、最大4回の処理を実行する。
2)故障衛星排除、4)気圧高度計校正は、GPS単独測位の結果のみによって行い、結果は一つである。