2.3.2 ソフトウェアシステム設計
図2.21に示すように、GPS補強システム用機上受信機のCPUは信号処理、測位演算、インターフェース各々が専用のものを割当られており、ソフトウェアもそれぞれのCPUごとに、信号処理部、測位演算部、インターフェース部と三つの部分に大別される。
図2.23のトップレベルDFDによって、ソフトゥエア各部相互の関連を示す。
信号処理部は衛星の信号を捕捉・追尾し、メッセージを復調する。
測位演算部では信号処理部からのデータをもとにユーザの位置、速度、時刻を求める。
インターフェース部ではユーザ及び他の機器とのデータの交換を行う。