5. 青年期脳波の縦断的研究 <第3報>
-航空機乗員の適性についての検討-
順天堂大学精神医学教室
清水隆史
島崎正次
鈴木聡彦
稲見理絵
蒲池弘実
植田由美子
川又大
松崎吉紀
文元秀雄
森大輔
順天堂大学臨床病理学教室
永田貴美子
四宮滋子
(財)順天堂精神医学研究所
井上令一
日本航空株式会社健康管理室
松永直樹
樺島司
飛鳥田一朗
要旨
脳波発達の様態を解明しつつ、航空機乗員の適性を検討することを目的として、前回までにわれわれは対象95名の縦断的な脳波判定を行い、基礎律動を構成する諸要素ならびに突発波などについて比較を行なった。その結果、後頭三角波(posterior triangular wave: 以下PTWと略す)ならびにα波の周波数、振幅、出現部位、さらに徐波の最低周波数などがパラメータとして有用であることを示し、その特徴について報告した。今回は引き続き対象数を増やし、脳波発達を考慮に入れた類型化を行いつつ、その有用性を明確にすることを目的とした。