位置 集落の中央、北東から南西に走る国道403号線の北側に位置する。
配置 境内南の石段を上り、鳥居をくぐって進むと境内を横切る新道があり、その向こうに南面する社殿がある。
祭神 大山祇命。
祭礼日 4月18・19日、11月15日。昔は10月19日。
社殿 社殿は2室で構成。入り口には鍵が常に掛けられている。
石造物 鳥居の東に石碑が6基。(庚申塔・二十三夜塔・秋葉大権現・湯殿山等)
備考 信州から来た武士の登坂家とその家来の中条家が神社を建てたという。鳥居の額の字は書道家中村ふせつのもの。管理者は岩瀬集落の区長。
6 赤谷十二社
位置 集落の中を国道403号線が北東から南西へ走る。集落の中央、国道の南側に位置する。
配置 境内南の石段を上って鳥居をくぐり、まっすぐ進むと正面に南に面した社殿がある。
祭神 大山祇神と金山彦命。
祭礼日 4月17日・9月19日。
社殿 社殿は2室で構成。正面には向拝が付いている。
建築年代 20年以上前(聞取り)
石進物 鳥居、狛犬、境内南に石碑(庚申塔・二十三夜塔・日本回国供養塔等)・石像など合わせて25基。社殿の北東に石像3体。
備考 神社の創建は古い。社殿が建て直されたのは少なくとも20年以上前という。40年前境内にあった庵寿様の堂が取り壊された。30年前には保育園が境内にあって、多い時には岩瀬や室島からも児童が通っていた。春祭りには新緑の木の枝、秋祭りには紅葉を社殿入口に飾る。昔は春祭りに魚や山菜、春野菜を奉納した。境内南の石碑・石像は「神寄せ」という儀式により集落内の石碑・石像を集めたものである。大欅の末は県天然記念物で、その樹齢は800年から1000年といわれている。