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気候変動

 

東京大学気候システム研究センター長

教授 理学博士 住明正

 

1.地球は活きている星である

地球の内部にはマグマがあり海底は拡大し火山の噴火があるように地球は活きている星である。同じ様に気候も変動して来た。

 

2.気候とは

気候とは時間平均した大気や海洋の状態を示す。気象庁では30年平均を採用している。
気候には様々な要素があるがとりわけ気温と降水量が重要であり、これらを表現するには植物などが良い指標になる。

 

3.気候変動の種類

気候変動には地質学的な時間スケールから、季節の変動まで様々な時間スケールの変動がある。具体的には(1)氷期-間氷期サイクルなど万年スケールの変動、(2)暖かかった縄文時代や18世紀の小氷河期などの数百年スケールの変動、(3)数十年スケールの変動(4)エルニーニョに見られる数年規模の変動などが存在する。

 

4.気候変動の研究

これらの気候変動は、データと数値モデルを用いて研究が行われている。特にエルニーニョについては大気海洋総合モデル。温暖化については気候モデルを用いて研究が進められている。同目的な例として東大気候システム研究センターの気候モデルを用いて温暖化の予測を行った例を図1に示す。

 

5.まとめ

気候とは変動するものなのである。変動には種々の時間スケールの変動があるが、なかでもエルニーニョに伴う変動がもっとも大きい。又、温暖化に伴う気候変動も懸念されている。この様な気候変動に耐え得る社会を構築する必要がある。

 

 

 

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