日本財団 図書館


(2)鉄道輸送サービス

JR貨物の輸送ネットワークは、旅客線軌道を利用して構築されており、瀬戸大橋を経由して本州側ネットワークにつながっている。四国地域における貨物列車の運行区間は、予讃本線の高松〜松山間、瀬戸大橋線であり、徳島、高知のコンテナセンターについては、高松駅までトラックで横持ち輸送されている。

松山駅発着の貨物列車は、上り2列車、下り2列車の計4列車が運行されている。なお、平成10年10月のダイヤ改正において、松山発の東京直行列車が廃止されたが、大阪ターミナルでの接続によって、改正前のサービス水準は維持されている。

また、松山駅発の貨物列車の輸送能力は、金沢行きが3両編成(コンテナ15本)、大阪ターミナル行きが12両編成(コンテナ60本)となっている。

 

図表2-5 四国地域における貨物駅の配置状況

048-1.gif

資料)JR貨物営業案内(1998年)より三菱総合研究所作成。

 

表2-6 松山駅発着列車の運行ダイヤ

048-2.gif

資料)JR貨物営業案内(1998年)より三菱総合研究所作成。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION