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2.北九州市の物流流動の現況

(1) 総貨物流動

「全国貨物純流動調査(3日間調査)」(平成7年度)によると、北九州市の貨物流動量は発貨物が721,455トン、着貨物が313,521トンで、発貨物が着貨物の2倍以上と出超となっている。貨物の出入バランスは、5大港を要する主要な地域でみてみると、福岡県を除いて着貨物が発貨物を上回る入超となっている。

また北九州市および5大港を要する主要な都市を発着する貨物について、自県内、隣接(地続きあるいは海域で隣接する都府県)、広域(自県および隣接都府県を除いた都道府県)の3つに分類し、その構成比をみると、北九州市においては、比較的広域的な流動が占める割合が高く、特に北九州市発の貨物において比率、重量ともに大きくなっている。

 

図表2-13 北九州市と主要都府県の貨物流動量

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資料)運輸省「全国貨物純流動調査(3日間調査)」(平成7年度)

 

 

 

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