日本財団 図書館


(3) 高速道路網

北九州市は、九州自動車道により、本州及び九州全土と結ばれている。市内は北九州都市高速道路により結ばれている。今後、北九州都市高速道路、東九州自動車道の整備により、九州東部地域とのアクセスの向上が期待されている。

また、市内の道路網における大型貨物車交通量が実数ベースで多いのは九州縦貫自動車道、北九州都市高速道、国道199号の小倉〜門司間の沿岸部や国道10号小倉東IC周辺などである。大型車の比率が高い路線は、九州縦貫自動車道をのぞけば、若戸大橋周辺や日明埠頭周辺、門司港周辺、新門司港周辺など港湾へのアクセスの結節点で部分的に高くなっている。道路混雑の高いポイントは概ね市街地部や北九州自動車道、九州縦貫自動車道へのアクセス路が多くなっているが、新門司港周辺や若戸大橋周辺など物流施設へのアクセス路線にも一部混雑度が高い路線が見られる。

また大型車に対応した道路整備状況については、分散する港湾機能を概ねネットワークする形で、25トン車の走行に対応した路線が整備されている。

 

図表2-8 北九州市及びその周辺の高規格幹線道路網等

014-1.gif

資料)各種資料より三和総合研究所作成

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION