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(2) 調査対象区域

北九州市には、中枢国際港湾の一翼を担う太刀浦、田野浦、小倉の国際コンテナターミナル、新門司港の内航フェリー網、コンテナの取扱を主体とした浜小倉駅をはじめ、黒崎、外浜、門司、東小倉の鉄道貨物取扱駅が整備されている。

さらには響灘地区に整備される大水深バースを備えた国際コンテナターミナルや新北九州空港の整備が予定されている。また、北九州都市高速道路により都市内の物流基盤が結ばれ、さらに九州縦貫自動車道や、整備が進展する東九州自動車道により、九州地域、中国地域をはじめとした広域的なアクセスが確保され、すべてのモードが結節する物流の要衝としての発展が期待される。

本調査は、これらの物流基盤全般を対象に物流の円滑化、効率化を図ることを目的とし、北九州市全域を対象区域とする。

 

図表1-2 北九州市の主要物流基盤と高速道路及び鉄道のネットワーク状況

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