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(2) ヒアリング調査について

アンケート調査結果の中の、モーダルシフトについて「転換意向があり、具体的な例をあげている荷主企業」および「すでに転換を行っており、具体的な例をあげている荷主企業」の中から一部を選定し、ヒアリング調査を実施した。

調査に協力いただいた件数は、12社であった。その内訳は、次のとおりである(企業毎の個別の調査結果については資料編を参照)。

 

2. モーダルシフトに向けての各輸送機関の問題点

(1) アンケート調査結果から

1] 営業用トラック

営業用トラックのもっとも大きな問題点としては、「他の輸送機関に比べて運賃・料金が高いこと」(50件、16.4%)が一番多くあげられており、他の項目を大きく引き離している。その他の問題点としては、「荷傷みが発生する危険性が高い」ことをあげる荷主企業がもっとも多く(75件、24.7%)、「他の輸送機関に比べて運賃・料金が高いこと」(60件、19.7%)、「リアルタイムでの正確な輸送情報が得られない」(59件、19.4%)、「到着時間が不正確である」(57件、18.8%)がこれに続いている

 

図 営業用トラックの問題点

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