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2-5. 交通ボランティアに対する考え方

 

最後に交通ボランティアに対する考え方を把握するため、交通ボランティアの必要性、交通ボランティアに介助して欲しいこと、交通ボランテイアが介助する際の注意点、交通ボランティアの連絡窓口、交通ボランテイア利用時に予約が必要な場合の予約時限、交通ボランティア講習会への協力の6点についてたずねた。

まず、交通ボランティアの必要性については、『必要と思う』が全体の69.4%となった。一方で『必要と思わない』という意見も19.4%あった。障害の種類別では、知的障害者が『必要と思う』と回答している割合が高くなった。

 

交通ボランティアの必要性

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つぎに交通ボランティアに介助して欲しい内容については、『行き先、乗り場、ホーム等の案内』が最も多く、ついで『手荷物の運搬』、『きっぷの購入』となっている。

障害の種類別では、肢体障害者で手動車イス使用者の『階段の昇降やスロープの補助』、『乗車・降車の補助』、『手荷物の運搬』に対する回答の割合が多いが、電動車イス使用者では『階段の昇降やスロープの補助』の回答の割合が半数以下であった。

 

 

 

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