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これも普通のバスの概念を全く変えちゃっている例ですけど、モーニング・ダイレクトというものがあって後からご紹介をもらえると思いますが、普通バスというのは住宅地から駅とか、駅から学校とか、駅を介して路線があるんですけれど、需要がある所は貪欲に全て拾ってしまうという方向で、住宅地のある所からですね、駅を通さずに直接学校に行っちゃったりする、そういうバスを朝の需要のある時に限って走らせています(図I-2)。

 

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図I-2 モーニング・ダイレクトの一例

 

それからなんと申しましても、浜松駅を今日初めて降りたという方もいらっしゃると思いますけど、非常に印象的な都市景観が駅前にございます。ここが駅ですけども、約10年前に日本都市計画学会賞を受賞された非常に面白い駅前広場がございます。こちらの方にはアクトシティがございます。それで中心市街地の方向性として、この中心市街地を囲む環状道路の整備とそれに合わせたこの黄色の所がモール化ですね。歩行者専用道路を作って。今我々がいるところがここですか。今ここにバスが陳列されていた訳ですけど、是非このセミナーが終わったら、そぞろ歩いて頂きたいと思いますけど。多分日本の中では稀に見るような中心市街地の交通整備をやられていらっしゃいます。ここにトランジットモールと書かれていますけど、今計画中のトランジットモールがこの駅広からここまでバスといいますか、公共交通と人だけの道というものを作ろうという計画を進めていらっしゃる訳です。後ほどこれもお話があると思いますけど。例えばこのトランジットモールの中に誰でも使えるような、だれでも乗り降りできるバスが動く、これは非常に日本の都市交通計画の発展にも多大な一歩だと思いますし、勿論利用者の方にとって非常に大きな意味を持つ試みだと私は考えております(図I-3)。

 

 

 

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