(2)船舶搭載部の海象データ集積、編集
1]データ集積
船舶搭載部において、ADCP,XBT,CTD機器とのRS232Cケーブル接続配線及びデータ取得ソフトの作成
2]データ編集
GPS、ADCP,XBT,CTDの取得データから、伝送データへの編集ソフトを作成
3.3 システム評価実験
完成した船舶搭載部を測量船「拓洋」を使って平成10年10月7日横浜港を出港し、10月11日神戸港に着岸する間、Nスター、インマルサットAを使用し取得したデータの海上〜陸上間での伝送試験を行った。
結果は良好であった。詳細については付属資料3を参照。
今回試作した船舶搭載部、陸上部及び購入した機材の動作試験を兼ねた衛星回線を使ってのリアルタイムなデータ伝送試験及び海上での気象条件の変化、船体の旋回、動揺等がデータ通信へおよばす影響等の調査を含めて実施した。
使用船舶:測量船「拓洋」
実施海城:横浜港から神戸港(平成10年10月7日から10月11日)
使用機材:
船舶搭載部 処理部(デックFX-2)、4GBHDD、640MBM0、インクジェットプリンタ、GPS受信機トリンブル-4000SSi、ADCP気象装置、モデム、Nスター衛星回線、インマルA衛星回線
陸上部 処理部(ThinkPad600)、モデム、一般回線
使用回線:Nスタ→衛星回線、インマルサットA衛星回線及び一般地上回線
使用ソフト:データ集積・伝送システム船舶搭載部及び陸上部
3.3. 1 機器構成
(1)船舶搭載部
図2-1 システム機器構成図を参照。
(2)陸上部
図2-1 システム機器構成図を参照。
(3)船舶搭載部の設置状況
・ 船舶搭載部本体、気象変換器、HDD、MOD、気圧計、気温計、水温計、湿度計、モデムを観測室右舷側テーブルに仮設