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トポロジー

 

有線LANトポロジー

 

従来のLAN(Local Area Network)は、パソコンと他のコンピューターとを、ケーブルまたは光ケーブルを伝送媒体として使用し、お互いに、また、ファイルサーバー、プリンター、その他のネットワーク機器と、結び付けるものである。

 

図1 有線LANのトポロジー

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無線LANは、ワークステーションを、無線の伝播を送信媒体に使用して通信できるようにさせ、ネットワークにアクセスできるようにさせる。無線LANは、既存の有線LANへ延長してつなげることができ、また、新しいネットワークのベースを形成させることもできる。

 

無線LANの基本構造部は、セル(cell)である。これは、無線通信が行われる部分になる。セルのカバー範囲は、伝播する無線信号の強さと、壁、仕切り、その他の屋内環境における物理的な特性とに左右される。パソコンを基本としたワークステーション、ノートパソコン、ペン型パソコンなどは、セル内を自由に移動することができる。

 

 

 

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