8.5 VTS委員会関係
8.5.1第10回委員会報告
9月1日-4日に行われた第10回VTS委員会について報告された。
VTS職員の訓練及び資格証明については、今まで特別作業部会で検討されてきたが、残る課題である訓練のモデルコース作成をVTS委員会に引き継がせ、特別作業部会を廃止することとした。
また、VTS指導者ワークショップをカナダで開催することについて承認した。
8.5.2 VTS職員の訓練及び資格証明に関する特別作業部会報告
8月31日-9月2日に行われた会議の報告が行われた。
また、・・1のとおり、残る課題をVTS委員会に引き継ぎ、同特別作業部会は廃止された。
8.5.3 水域におけるVTS
水域におけるVTSについて、PIANCと共同で検討してゆくこととした。
8.6 AIS関係
8.6.1 AIS特別作業部会会議の報告
9月17日に行われた第3回AIS特別作業部会の報告が行われた。
(会議の報告概要)
・AIS性能基準に関するITU-R勧告の見直し
・DSC互換性の問題についての解釈及び最終結論
・運用面におけるAIS構想資料の作成
・IEC(国際電子標準会議)でのユニバーサルAIS案件の見直し
・会議継続の必要性
8.6.2 AIS特別作業部会の将来
協会としては、今後もAISの研究に取り組む必要性が認められ、2002年まで同作業部会は存続することとなった。
また、議長にはテッパー氏(カナダ)、副議長にはブラッカー氏(ドイツ)を指名し、今後の会議開催場所として1999年はドイツ、2000年は南アフリカで承認した。
なお、AISは航路標識全体に関連するものであるので、VTS、電波航法、運用及びエンジニアリングの各委員会及び工業会員委員会と連携してゆくこととし、委員も全委員会から参加できるようにした。