2.2.3 実験の成果
1] 競艇既存ファン活性化に対して…サービスの内容は大変有効である
投票頻度の高い人に魅力が伝わり、多くの人を今後も利用したいという気持ちにさせたことで、本サービスの内容がかなりの評価を得たことが分かる。特に電話・在宅投票ファンの利用意向が強いことは特筆に価する。背景として、既存メディア経由での映像・推理情報取得に不満を持っている層が少なからずおり、電話・在宅投票に必要な情報に不足を感じていることがあげられる。よって、増加中の電話・在宅投票ファンの活性化に大変有効であると言える。
2] 競艇新規ファン開拓に対して…新規ファン獲得の手段となり得る
競艇に参加しない理由として、「きっかけがない」という要因が大きいと考えられている。ただし、そのきっかけとなり得るものは、ポスターやテレビコマーシャルのような通り過ぎていくものではない。未経験者が暫定的にでも参加し、実感し、印象に残る「ファーストコンタクト」でなければならない。
その意味で、友人・知人・家族に誘われて本場に行くことが競艇に参加する一番のきっかけになってきたのだが、それだけでは新規ファンの増加を期待できない。このような現状において、本サービスを視聴した競艇未参加層の中から、「競艇の魅力がある程度伝わった」「競艇に参加したい」という人が出てきたことの意味は大きい。これは、本サービスが「ファーストコンタクト」になり得るということであり、本サービスの有効性が検証されたと考える。また、パソコンとインターネットの普及が進む中、比較的若年層が好んで利用する本媒体を利用することは、新規ファン開拓のターゲットとしても的を得ていると言えるだろう。