1.3.2 データマート構築による検索機能の強化
平成9年度に構築された競艇イントラネットシステムでは、セキュリティ確保の観点から、ホストから情報提供用のデータを取り込むデータウェアハウスサーバーを業界ファイヤウォールの内側に配置し、外部からのアクセスを禁止しており、外部からのデータベース検索は提供していない。
データウェアハウスサーバーでは、あらかじめ設定された提供情報区分に従い業界向け情報を生成し、業界ファイヤウォールの外に配置された業界Webに転送しており、競艇イントラネットシステム利用者は競艇Webに蓄積されたこれらの情報をダウンロードする他なかった。
そのため、次のような問題、要望が生じた。
●検索結果ではなく、蓄積された情報を一括してダウンロードするため、情報の取得に時間がかかることがある。
●期間指定で各種データを取得したい。
そこで、競艇では情報提供方式の見直しを行い、データマートによる検索機能の向上を図ることとした。
データマートとは、個別の用途に特化したデータウェアハウスである。データマートを業界ファイヤウォールの外部に配置し、データウェアハウスから公開可能なデータを選別してデータマートに転送することにより、利用者に対しデータベース検索機能を提供することが可能となった。
図表2-2-3に競艇イントラネットシステムによる情報提供の概要を示す。