(2) 各町民の島民としての意識、行政の連携意識など
ア. 3町職員の3町の連携・共同事業への考え方・評価
本調査研究での分析作業の一環として3町の職員を対象に平成10年10月に実施したアンケート調査から、3町での共同事業や連携についての職員の意識・評価は、次の通りである。
1] 町民の島民としての意識の有無と意識を醸成する機会について
町民の島民としての意識は、一部の住民に限られ、大半の住民は、島民としての意識がないと回答している。唯一、島民としての意識は、他地域での自己紹介での際に、大崎上島といういい方があり、日常生活では島の意識がない。
島民を実感する機会・行事としては、島内一周駅伝など、極めて限られているとしている。(図表1-31参照)