第4章 「日生・海の学校」構想の提言
1 構想の目的
以上の分析をふまえ、本町の多島海の自然、漁業と造船と海運の歴史、産業(漁業、農業、観光、商業、海運など)、文化(加子浦歴史文化館、古代体験の郷「まほろば」など)を生かし、関西〜中四国の人々を対象にしたシーカヤックを中心とするスポーツ・マリンレクリエーションの振興のあり方として『日生・海の学校』構想を提案する。
『日生・海の学校』構想
―誰でも、いつでも、海と舟を楽しめるまちづくり―
(注1)「海や舟」の体験の拠点として、陸上の拠点施設と、スクール・レクリエーション海域、エコツアーコース、島々のキャンプ場・体験施設、加子浦歴史文化館をあわせた全体を「海の学校」と名づける。