第5章 保健福祉総合計画基本構想
1 将来人口の見通し
(1) 村全体の人口の見通し
平成11年1月1日現在の村の人口は2,838人、3年後の平成14年には22人増え2,860人に、さらに3年後の平成17年には15人増え2,875人になる見通しである。
かつては若者が村外へ出ていっても、30〜40歳代の夫婦・子ども世帯が転入していたため、流入人口が流出入口を大きく上回っていたが、近年は次第に差が縮まってきている。こうした背景には、バブル経済崩壊以降、総体的な地価の下落により、本村での住宅取得の利点が低下していることがあげられる。
今後は夫婦・子ども世帯の転入があまり見込めないため、さらに人口の伸びが鈍化していくものと思われる(図表5-1参照)。