4 報告書の構成
本報告書は第1章から第7章までの7つの章で構成されている。
第1章から第3章までは現状の取組と村民のニーズの把握・分析である。また、第4章、第5章では基本構想を示し、第6章、第7章では、基本計画とその推進にあたっての考え方を提示している。
(1) 現状分析編
現状の分析では、保健・医療・福祉をめぐる背景として、地勢、人口の推移、家族を含めた社会の状況など現状を分析する。また、上位計画や本村の計画における本村の保健・医療・福祉の位置づけと各分野における施策の取組を調査し、「村民意識調査」にみる村民のニーズの把握、各種団体等のヒヤリングによる意識を探り、基本構想への展開を進めている。
(2) 計画編
基本構想では、保健・医療・福祉の各分野を統合した保健福祉分野の総合計画として、その必要性や視点を述べた基本的な理念、将来の人口推計をもとにした施策の方向性等を示している。
基本計画は、基本構想で示された内容をもとに具体的な施策・事業展開と平成14年度までの事業の数値目標を示している。