また、基本計画では、ゾーンに加え新たな連携・交流軸の形成の必要性が明示されている。この中で、本市は「北遠フォレスト・コリドール」、「天竜川リバー・コリドール」を形成することを担う地域として位置づけられている。空間的には、前者は国道152号および362号を中心とする地域の連携であり、後者は天竜川本流沿いの地域を中心とする連携となっている。
本市は、北遠フォレスト・コリドールにおいては最南端の要に位置し、天竜川リバー・コリドールにおいては、平野部と山間部の結節点として機能すべきものとなっている。いずれにしても、重要な交流拠点としての機能を果たすべきと期待されているといえる。このためには、交流手段としての交通インフラの整備は、非常に重要であるといえる。