ア 目的
モデル事業の実施の目的は、「練馬区生ごみ資源化システム」を構築するための具体的な課題について検証し、全区的な展開を図るための知見を得ること、及びモデル事業の実施によって、生ごみに対する区民の意識や活動の高まりをつくりだすことである。また、参加者が生ごみが資源として重要であることや分別の徹底が大切なことなどを理解し、そのことが、環境の保全やごみ減量に結びつくことを学んでもらうこともモデル事業の大切な一側面である。
<検証事項>
○一次処理及び自家処理
・生ごみ処理機及び自家処理によるごみ減量効果の検証
・生ごみ処理機による方式別の減量化率の把握
・生ごみ処理機の使用方法に関する問題点の把握
・大型生ごみ処理機の管理・運営に関する問題点の把握
○回収
・材質、大きさなど回収袋の仕様
・一次処理方式別の回収頻度及び回収コスト
○二次処理について
・異物の混入率
・有害成分の分析
・肥料成分の分析
・生育試験
・肥料・堆肥の形状
・施設の仕様(原料ストックヤード、混合機、造粒機、乾燥機、製品ストックヤードなど)
・施設の規模(処理能力、必要面積)
・施設の用地の確保
・施設の管理・運営