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(11) 家庭処理への不参加理由(問11・対象:参加意向のある回答者以外)

問8で家庭処理に「参加したくない」「なんともいえない」と回答した126票に対し、その理由を複数回答で質問した。『処理機や電気代などが高すぎる』78票(61.9%)、『処理機を置いておく場所がない』72票(57.1%)が半数以上である。ついで『悪臭が心配』45票(35.7%)、『手間がかかりそう』31票(24.6%)、『機械や電気を使って肥料・堆肥をつくる効果に疑問』28票(22.2%)、『処理機の騒音が心配』27票(21.4%)、『今のままで十分だから』15票(11.9%)、『肥料・堆肥は自分の庭や畑で利用できる』10票(7.9%)である。『その他』は14票(11.1%)、『特に理由はない』は1票(0.8%)、『不明』は2票(1.6%)であった(図表4-11)。

年齢別では、『処理機や電気代などが高すぎる』は30歳未満〜40代で6割以上と多く、最も多いのは30代(87.0%)であり、50代〜70歳以上では6割以下と少なく、最も少ないのは50代(45.2%)である。『処理機を置いておく場所がない』は、70歳以上(20.0%)で著しく少ない。『悪臭が心配』は30歳未満〜40代で4割以上と多く、最も多いのは30代(52.2%)であり、50代〜70歳以上では3割以下と少なく、最も少ないのは70歳以上(25.0%)である。また、70歳以上の層は『機械や電気を使って肥料・堆肥をつくる効果に疑問』『今のままで十分』でどちらも35.0%と多い。

性別では、『その他』『特に理由はない』を除いた8項目のうち、『処理機や電気代などが高すぎる』『悪臭が心配』以外の6項目で男性の方が女性より構成比が多い。『悪臭が心配』では女性(39.3%)の方が男性(28.0%)より11.3ポイント多く、『処理機の騒音が心配』で男性(32.0%)の方が女性(21.3%)より10.7ポイント多い。

 

 

 

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