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2 都市基盤整備

 

(1) 鉄道・バス

本区内を走る鉄道には、西武線(池袋線・豊島線・新宿線)、東武東上線があり、さらに地下鉄の有楽町線(営団・西武)、都営12号線がある。駅は20か所あり、各駅から半径1kmの範囲内に本区の70%が含まれ、1.5km内に90%が含まれている。これらの鉄道網はJR山手線から放射方向に走っており、南北間の移動はバス交通にゆだねられている。

本区内のバスは、西武・国際興業・関東・京王帝都・都営の5社合わせて73路線(途中折返線を除く。)が運行している。しかし、路線延長の約38%が歩道と車道との区分のない狭い道路であり、また、交通渋滞や踏切のため定時運行の困難、運行速度の低下などをまねき、バス利用者は減少傾向にある(資料:練馬区「練馬区勢概要 平成9年版」P61-63)。

 

(2) 道路

主要幹線道路は、関越自動車道(自動車専用道路)をはじめ、国道の川越街道(放射8号線)、都道の目白通り(放射7号線)、青梅街道(放射6号線)がある。さらに幹線道路として、新青梅街道(補助76号線)、千川通り(補助229号線)などがあり、東西方向へは比較的整備され、放射状の都心指向型となっている。しかし南北方向は少なく、環状7号線と笹目通り(補助134号線)がある程度となっている。また、区道は旧街道や旧農道からなる狭く曲がった道路が多く、道路総延長の47.4%が道路幅員4.7m未満である。

道路面積は7,950,507m2である。これから認定外道路・私道を除いた公道面積は6,735,701m2で、道路率(区の総面積に占める公道の割合)は14.0%である。公道のうち区道は5,303,943m2を占め、区道の舗装率は99.8%(中・高級舗装62.0%、簡易舗装37.8%)である(平成9年4月1日現在、資料:練馬区「練馬区勢概要平成9年版」P67-68、「練馬区統計書 平成9年版」P205)。

 

(3) 上・下水道

上水道の給水人口は640,664人、給水普及率は100%である(平成9年3月31日現在)。平成8年度の使用水量は65,548,094m3である。

下水道の必要人口641,017人に対し、普及人口は640,401人、普及率は99.9%である。下水道管渠は1,191,636m(幹線64,182m、枝線1,127,454m)となっている(平成9年3月31日現在、資料:練馬区「練馬区統計書 平成9年版」P213-214)。

 

 

 

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