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2 まちうち再生総合支援事業の概要

群馬県では平成8年度以降、県庁内部で独自の中心市街地再生制度に関する研究会を設置し、平成9年度にはその一環として県内の事例都市においてケーススタディを実施してきた。そして平成10年度に「まちうち再生総合支援事業」を制定し、市町村と地域住民が一体となって活性化を目指そうとする取組に対して総合的に支援する体制を整えたところである。

 

群馬県まちうち再生総合支援事業の概要

まちうち再生に向けて

 

※まちうち 都市部、地方部に係わらず市町村の中心を指すもの。

 

まちうちの現状認識

 

まちうちの空洞化

■都市空間の空洞化(空閑地、空き屋、空きビルなど低未利用地の拡大)

■産業の空洞化  (商業機能の衰退、都市型産業の流出)

■人口の空洞化  (夜間人口の減少、就労の場や生活関連施設の郊外移転)

■公共施設の不備 (気楽に歩き、集うことのできる場の不足、公共交通の不備やネットワーク性の欠如)

 

社会的環境の変化

■商業・流通構造の変化 (郊外立地の進展、地域間競争の激化)

■市民意識・ライフスタイルの変化(高齢社会の到来に対応した新たなまちうち居住へのニーズに未対応)

■地域共同体意識の変化 (地域共同体の活力の低下)

■行政投資の問題    (公共・公益施設の郊外移転・郊外立地)

 

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まちうち再生の視点

 

○歴史・文化の活用

○様々な年代層が生活するコミュニティーの再生

○個々の魅力や個性ある顔

○愛着のわくまち

○まとまりのあるまち

○環境負荷の少ないまち

 

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まちうち再生の進め方

 

総合行政としての取り組み

従来の縦割り行政を脱却した総合行政の視点からの取り組み

市町村の取り組み

重点課題としてまちうち再生に向けた積極的な取り組み

住民の取り組み尊重

住民主導による取り組みの尊重

計画の尊重

住民と市町村が一体となって策定した施策・行動等に関する計画の尊重

 

 

 

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