出典:(社)日本ガス協会 天然ガス自動車プロジェクト部資料
エ 普及に向けた環境整備
天然ガス自動車の更なる普及には、ガス会社や自動車メーカ等が担務する車両と充填設備のコストダウンの推進、利便性、性能の向上、そして車種と販売整備体制の一層の充実が重要である。また、国や地方自治体には以下のようなソフト面での環境整備が期待されている。
・車両の運用及び充填所の設置・運用の合理化、効率化のための、法制度のより一層の整備
・普及段階における恒久的な税制優遇や補助、助成策の整備
・率先的導入の推進
3 地方自治体における地球温暖化対策の推進の提案
これまで、我が国の都市ガスのほとんどが石炭や石油系燃料に比べて単位発熱量当たりのCO2排出量が小さい天然ガスを主原料としていること、そして従来の方式と比べて地球温暖化対策になるガス利用技術としてコージェネレーション、ガス冷房・地域冷暖房、天然ガス自動車を説明した。
ここでは、地方自治体における都市ガス利用を通じた地球温暖化対策の推進について提案する。