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イ コージェネレーションの導入効果

 

図表2-4は、従来の発電システムとガスコージェネレーションシステムのエネルギー効率を示したものである。火力発電所での発電効率は所内動力を除くと約40%であり、送電ロスを除いた約38%が需要端でのエネルギー効率となる。一方、ガスコージェネレーションでは需要端までほぼ100%の効率で都市ガスが送られ、電気や熱を必要とする需要端で発電すると同時にその排熱を有効利用するので、総合エネルギー効率は70〜80%となる。従って、図表2-5に示すとおり、電力需要と熱需要が適切に組み合わされている場合は、商用電力とボイラで電気・熱負荷を賄う従来システムと比べて、コージェネレーションシステムの方が25%の省エネルギーと30%を超えるCO2排出削減効果が期待できることがわかる。

 

図表2-4 ガスコージェネレーションと従来の発電システムとの比較

■コージェネレーションシステム

 

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■従来方式による発電システム

 

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効率:低位発熱量基準

 

 

 

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