・基本的に製造工場における最初の検査は、排気ガス流量直接測定もしくは燃料流量と空気流量の測定が要求される。
・海水温度25℃の場合の計画掃気温度を規定する必要がある。
・船内における初回検査は、陸上運転時から全ての関連部品が”Technical File”に記載されている許容範囲を超えて調整されていない場合は書類によるパラメーター検査もしくは簡易NOx計測により行われる。
・簡易NOx計測の場合は、ISO8217に定めるRMクラスの燃料油の使用が認められている。さらに海上運転に対する10%の計測誤差とRMクラス燃料使用に対するNOx増加+10%が認められている。(但し、両者合わせて15%を限度とする。)