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1.開催地としての関西の魅力をアピールする

 

関西圏へより多くの国際コンベンションを誘致するために、開催地としての関西の魅力を強め、積極的にPRしていくことが重要である。

 

開催地としての関西圏の効果的な誘致戦略を検討する

 

○関西としてのコンベンション誘致戦略をコンベンションビューローが共同で協議する

関西圏への国際コンベンションの誘致を推進するために、各コンベンションビューロー独自の取組みを踏まえた上で、協働することにより効果が期待できる領域(例えば、超大型国際コンベンションの誘致)をはじめとする関西への誘致戦略を共同で協議検討する。

具体的には、各都市のセールスポイントに応じて誘致するコンベンションを分担する、アフターコンベンションの共同PRを行う等の方策が考えられる。

また、なぜ日本の中の関西なのか、差別化したわかり易い「キャッチフレーズ」によりPRすることが大切である。

 

○統一的なコンベンション・マーケティング・データベースの作成

潜在的なコンベンション主催者へのアクセスを容易にするために、コンベンションビューローや自治体等が集めたコンベンション主催者情報・各種学会情報等をデータベース化し、誘致活動のツールとして活用する。

具体的には、関西圏での開催実績のある主催者の氏名、所属団体、開催年月日、分野、連絡先等をデータとして蓄積・開示する(各コンベンションビューローがセールス/コンタクト中の主催者の情報は除く)。また、これまで開催実績のない潜在的主催者の発掘については、各種団体名鑑等のデータベース化により対応する。

 

○ オフシーズン対策としてのコンベンション誘致のための価格戦略

観光のオフシーズン対策としてコンベンション誘致を位置づけ、交通機関等の協力を得て、オフシーズンに開催するコンベンション参加者に対する交通費割引等の優遇策を設定する。

 

コンベンション開催地としての関西をあらゆるメディアを用いてPRする

 

○総合的な案内チャネルのインターネット上での開設(WWWサイトの開設)

「関西コンベンションホームページ」(仮称)をインターネット上に開設し、各コンベンションビューローや自治体・観光協会等が開設する別の観光情報等のホームページへのリンクと検索ができるようにする。

 

 

 

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