(5) 来日回数、コンベンションへの参加経験
回答者のうち、半数が初来日であった。しかし分野ごとでみると、科学技術分野では来日4回以上の回答者がもっとも多く、科学技術分野に関する国際コンベンションの日本での開催件数が多いことが伺われる(日本における国際コンベンションの分野別開催件数をみると全体の31.9%が「科学・技術」であり、最も多い)。
図表 分野別アンケート回答者の来日回数(n=208)
日本以外でのコンベンションへの参加経験を尋ねた設問では、科学技術、医学の分野では多数回参加している回答者が多い。これは学会等が毎年定期開催されているためと考えられる。他方、ビジネス分野では回数がやや低めとなるが、これは今回アンケートを実施した商談会(G-BOC)などのように、参加資格等の要件が緩く(学会会員等に限定されていない)オープンであるため、参加者の属性が多岐にわたっていると考えられる。
図表 分野別アンケート回答者のコンベンション参加実績(n=208)
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