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2)コンベンションへの参加外国人数

関西各府県での国際コンベンション(国際会議)への外国人参加実績(97年)は以下の図表のとおりである。国際会議1件あたりの参加外国人数についてみると、開催件数の多い大阪府・京都府・兵庫県の3府県のなかでは京都府が多い。

 

図表 関西での国際コンベンションへの外国人参加者数の推移(93-97年)

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3)関西各府県の主要コンベンション施設の整備状況

関西各府県にある主要コンベンション施設の特徴は以下のように考えられる。

また、各施設の整備について各種補助制度の利用状況についてみると、自治省や文化庁等の補助を受けている施設もある(京都市国際交流会館、奈良県新公会堂、和歌山市民会館 等)。その他では、アジア太平洋トレードセンター(ATC)、大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC)がそれぞれ94年、95年に「民活法(民間事業者の能力の活用による特定施設の整備に関する臨時措置法)」によって整備されているのが特徴的である。

 

◆ 既存コンベンション施設の特徴

・ 同時通訳可能な言語は、2ヶ国語から6ヶ国語対応のところが多い。

・ 大会議場とともに、分科会に対応可能な中小会議室を併設するところが多い。

・ 施設整備の際に国からの補助金や民活法の適用を受けた施設もある(補助を受けた施設は少数だが)。

 

 

 

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